かとうけんそうのスポーツ観戦記

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中日ドラゴンズについて考えた!

広島生まれでカープしか応援したことのないぼくが、中日のことを考える時間はあんまりないですが、今年のオフはなぜか契約更改などで中日の選手がモメているというニュースを聞いて、気になってました。

確かに今年はひさびさのAクラス、と選手は健闘したのに給料が上がらない、とか不満はあるでしょうが、このコロナ禍だし。

ビジョンも説明もないフロントにも怒っている、という選手もいましたが、まあ会社側にもいろいろあると思います。

ぼくは数字の上で、これだけ上がったから、給料も当然上がる、とかそういうもんじゃないと思います。

ここ数年、大野投手は一人だけ突出した注目を浴びる活躍をしてますが、中日はやっぱし名古屋の地元ファン以外の、プロ野球ファン全体に関心を呼ぶ話題が少ないですよね。今回契約更改でモメたくらいか。

カープとか、やっぱしフロントも選手も、地元広島だけじゃなく、全国区にファンを広げようという気合を持ってやってる感じしますよ。試合中のパフォーマンスやファンサービスやメディアへの露出も。

近年、パ・リーグの選手もそのへん意識高い人が多いと思う。

巨人や阪神みたいに、ほっといてもメディアが取り上げてくれるわけじゃないんだから、中日の選手も、もっと自分がスター選手になる、客を呼ぶ選手になる、という気概を持たないと給料も上がらない、て思ってほしいですよね。

特に高橋周平選手なんかは「今年セ・リーグの他の5球団はすべて4番を若手の日本人打者で固定してチームの顔にしていたのに、なぜ自分を全試合4番固定にしないんですか!」と与田監督に直訴するくらいやってほしかった気がしますね。(ま、鈴木誠也は終盤、4番を外されましたが。。)

与田にも、ラミレスが佐野を4番に固定したような気概を持ってほしかった。

高橋周平はキャラ的にもスターになる可能性が残ってる、もったいない選手ですが、その逆もありました。良い例。

途中から、ビシエドの怪我などもあって、打率2割5分なのに、たまに長打を打つ、というだけで3番を打たされてたマスター、阿部寿樹選手です。

バーのマスターみたいに見えるのでマスターとあだ名されるヒゲのオジサン顔。闘志のかけらもなさそうな、ぼんやりした態度。スター性皆無のマスターです。googleの変換候補にも出てこないもん。

しかし地味な印象の選手が多い中日の中でも、特に地味すぎて、地味さが突き抜けているのが、かえって目立ってしまって、なんJ民(ネットユーザー)などからは一部熱狂的な支持を集めている。

ま、まだプロ野球ファン全体に認知されるに至ってませんが。来季はブレイクするかもしれない予感があります。

社会人時代はHondaで工場勤務の経験があるとか、オフは岩手の実家の米農家を手伝ってるとか、プロフィールもいちいち味があるのです。西武のリンゴ外崎みたいに売り出すといいのにな。

セカンドの守備も堅実でいい感じだし。同じセカンドのヤクルト山田哲人が今季打撃不調で、打率打点本塁打などすべての数字が阿部を下回っているのに、山田が数億円で複数年契約できて、阿部はアップしても4500万だから、もっとがんばってほしい。

かつての和田一浩の背番号を背負ってるんだし、老け顔スターの系譜を継ぐ資格と期待があるはずだよな(適当)

自分もまだナゴヤドームで野球見たことないので、一生に1回くらいは行っておきたいの〜。